
元映画青年だった今やサウナ親父の私が、今年になってから意識的に始めた”映画熱再燃プロジェクト(=無駄にスマホを触っていたり、見たくもないテレビをつけてるくらいなら映像作品を見た方がいいんじゃない!?)”ですが、3月も映画熱が冷めることはなく、劇場では残念ながら1本しか見てませんが、配信では、映画を10本、ドラマを2作、ドキュメンタリーを3作を鑑賞しました。
そもそも、映画好きのおじさんの興味を引くような映画が公開されていないので、1本なのはしょうがないんですけどね。
少し気になって行けてないのは、「プロジェクト・ヘイル・メアリー」くらいでしょうか。
さて、今月は、個人的に”ウォーターゲート事件”に興味を持ったタイミングだったこともあり、気が付けば政治色の強い重めの作品に数多く手を伸ばしてました。
そして、その反動なのか、頭を空っぽにして見れるタイプのB級もしくは珍品的な作品にも手を出す、なんだか極端というか、振れ幅の大きな月になりました。
そんな中でも1番衝撃だったのは、「ハウス・オブ・ダイナマイト」。
まさに今このタイミングで見るべき映画でした。
いつもどおり、具体的なネタバレは避けたつもりですが、内容の想像がつくようなコメントは一部含まれてますので、ご了承ください。
劇場で鑑賞した作品
- ウィキッド 永遠の約束 【★★★★4】
まず結論から言うと、期待していなかった分、すごく面白かったです。
鑑賞後にほどよい高揚感に包まれる素敵な映画でした。
ただ、前作「ウィキッド ふたりの魔女」の★1つの評価が変わることはありません。笑
そして、「オズの魔法使い」(1939)を見ていることが大前提の評価です。
”見方によって善・悪は変わる”という、おとぎ話の世界をぶち壊すようなシニカルなメッセージは、そこらじゅうで戦争が起こっている今の世の中に一番刺さるものかもしれません。
「誰もが知る『オズの魔法使い』は、本当はこんなお話でした」
という世界観は好奇心がくすぐられますし、『オズの魔法使い』で引っかかっていた部分を上手く昇華させた見事なストーリー展開でした。
ただ、オリジナルの”西の悪い魔女”は、100%ステレオタイプの悪者でしたし、「ウィキッド」の世界観は、原作者が全く想定していないもので、言ってみれば勝手な解釈です。
舞台ミュージカルという、映画とは違う表現方法であれば、素直に「オズの魔法使い」の別解釈のエンターテイメントとして共存できると思うのですが、同じ映画となってしまった場合、ある種、オリジナルを否定することになってしまうような気がして、少しモヤモヤした気持ちになりました。
そんなことを考えてしまうのは私だけかもしれませんが、、、。
配信で鑑賞した映画 (初見の作品は太字)
- ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ(2021)
【★1・Amazon Prime】
第1作は、2018年の公開時に劇場で鑑賞しました。
スパイダーマンの敵であるヴェノムが主人公ですが、悪として描くわけでもなく、微妙なバランスの映画だったのですが、ぎりぎり楽しめました。
今作では、ふつうにヴェノムが正義とは言わないけど、ヒーロー的な存在になっていて戸惑いました。
1作目で既にそうだったのを私が忘れていただけかもしれませんが、、、。
こんなにドタバタコメディの映画だったっけ?
行き当たりばったりの展開ばかりで、特に大敵カーネイジ誕生のエピソードは見てられないレベル。
敵役をせっかくウディ・ハレルソンが演じてくれているのに、宝の持ち腐れとはこの事。
正味90分ない作品にもかかわらず、3時間の大作並みの疲労感。 - ヴェノム:ザ・ラストダンス(2024)
【★★2・Amazon Prime】
前作はヴェノム自ら勝手に大惨事を招く見るに堪えない展開でした。
3部作の最後を飾る今作は、ヌルという宇宙の大敵から狙われる話なので、ストーリーの軸は前作に比べ随分ましになったものの、もう、このシリーズのお家芸と化した行き当たりばったりの展開に、呆れるを通り越して感心してしまうほど。
今作からの登場人物たちに不要なエピソードを付け加えて話に厚みを持たせようとするも、ことごとく不発。
頭を空っぽにして見れば、クライマックスのドタバタアクションは楽しめるかも。 - 大統領の陰謀(1976)
【★★★★4・U-NEXT】
ウォーターゲート事件の関係者であるバターフィールド氏死去のニュースが報じられました。
このニュースに限らず、最近よく「ウォーターゲート事件」という言葉を耳にしたこともあり、いつもどおり(?)映画で学ぼうと鑑賞しました。
無知な私としては、民主党事務所に盗聴器が仕掛けられた事件という認識くらいしかありませんでした。
盗聴なんていくらでもしてるだろうにと思っていましたが、この事件が恐ろしいのは、盗聴そのものではなく、絶対権力者である大統領とその周辺が、司法やマスコミを押さえこみ意のままに世の中を動かそうとしたこと。
今のアメリカも共和党政権。共和党というのはそういう体質の政党なんだろうか。
今の世界情勢を見ていても、同じようなことが行われているのではないかと、本当に恐ろしくなります。
この映画は1976年の4月に公開されています。
ウォーターゲート事件が発生したのが1972年6月、ニクソンが大統領を辞任したのが1974年8月。
このような骨太の映画がすぐさま製作され、アメリカ国内でヒットし、賞レースでも高く評価されていたことに、当時のアメリカの良心を感じる気がします。 - ジオストーム(2017)
【★★★3・NETFLIX】
舞台はエスカレートする異常気象で多くの人命が失われている近未来。
この映画が公開されたのが2017年なので、ちょうど今くらいの時代を予見しているかのような設定です。
休日の午後に、頭を空っぽにして気軽に見れる映画をチョイスしたつもりなのに、社会的なメッセージ色の強いオープニングで、作品選択を間違えたかと思いましたが、そんなものは一瞬で吹き飛びました。
これぞ、B級映画というべき突っ込みどころ満載のストーリーが展開します。
18か国が共同で開発した気象をコントロールするシステムが暴走し、世界中を災害が襲うという設定そのものからB級のにおいがプンプンするのですが、期待にたがわね一大事が地球のあちこちで発生します。
俳優陣もなかなか豪華で、結構な製作費をかけていることもあり、この手の映画にありがちな安っぽさも感じません。
犯人捜しの要素は、2時間サスペンスを見ているかのような安定感。
作品のいたるところから「アルマゲドン」を意識しているのが感じられますが、B級映画はこうあるべきという見事なラストで締めくくります。
思わず声を出してツッコミながら見られる、B級映画のお手本のような作品でした。 - ザ・シークレットマン(2017)
【★★★★4・U-NEXT】
「大統領の陰謀」でも描かれる"ウォーターゲート事件"のキーパーソンとなる情報提供者"ディープ・スロート"こと、当時のFBI副長官マーク・フェルトの視点で、ウォーターゲート事件を描いた作品。
リーアム・ニーソン主演で、明らかに意図的にミスリードしたメインビジュアルと邦題からB級アクション映画を連想させますが、原題は「Mark Felt: The Man Who Brought Down the White House」とあるように、非常に硬派な作品です。
ウォーターゲート事件を知らなければ、つまらない作品と評価されそうですが、「大統領の陰謀」を見たばかりの私は非常に楽しめました。
「大統領の陰謀」の主人公だったワシントンポストの2人の記者の知らない世界では何が繰り広げられていたのか、この作品の方がウォーターゲート事件の核心部分を描いているので、司法が大統領の権力から独立していることがいかに重要かを考えさせられます。
トランプ大統領のあまりの暴走ぶりを見ていると、現代では、70年代のマスコミやFBIにいたような気概のある人物がいなくなってしまったのか、それとも、権力者が完全にそういったものを封じ込める術を手に入れてしまったのか、、、。
「大統領の陰謀」と「シークレットマン」を見て、そんなことを考えてしまいました。 - J・エドガー(2011)
【★★2・U-NEXT】
イーストウッド監督、ディカオプリオ主演作品でハズす訳ないと思っていましたが、個人的には刺さりませんでした。
どのようにして、フーヴァーが50年近くもFBIのトップに君臨したのかが描かれることを期待していたのですが、それよりもフーヴァーの人物像に焦点が当てられます。
同性愛の映画として見れば評価が変わるのかもしれません
直前に鑑賞した「ザ・シークレットマン」は、エドガー・フーヴァーが死去したところから始まります。
ここぞとばかりにホワイトハウスがFBIに介入したことからも、フーヴァーがどれほどの絶対的権力を有していたかが想像できます。
長きにわたって権力の座につくことも危険ですが、それ以上に、司法が独立していることの重要性を改めて考えされられる映画でした。
以前トランプはFBI長官を解任してたっけ、、、、。恐ろしい、、、。 - トロール(2022)
【★★★★4・NETFLIX】
トロールって妖精だとばかり思っていたので、トロールが巨大生物という時点で、珍品映画確定だと思っていました。
ところが調べてみると、小山ほど巨大なものから両手に抱えられる小さなものまで存在しているんですね。
ノルウェーの映画人が、”我々にはトロールがいるじゃないか”とばかりに製作したかどうかは定かではありませんが、怪獣映画の王道中の王道と呼べるエンターテイメント作品でした。
トロールの全貌が画面に登場するのは、上映時間の3分の1を超えたあたりです。ひょっとしたら予算の制約上、ずっと画面に登場させられないだけかもしれませんが、その方が怪獣映画としての魅力を引き立たせていると思うんですよね。
いまやCG然とした怪獣が最初から最後まで暴れまわっているだけのレジェンダリーゴジラシリーズには、是非、見習ってもらいたいものです。
ノルウェー映画恐るべし。 - サンダーボルツ*(2025)
【★★2・Disney+】
「アベンジャーズ/エンドゲーム」(2019)までは、マーベルのほぼ全作品を劇場で見ましたし、どの作品もハズレなしでしたが、エンドゲーム以降は、劇場鑑賞した作品は限られていますし、残念ながら明らかにつまらない作品が存在しています。
まあ、マーベル作品に対する私の熱量が冷めてしまっただけかもしれませんが、、、、。
今作は当初、劇場で見たいと思っていたほどなので、期待していた分、年末公開予定の「アベンジャーズ/ドゥームズデイ」へむけた単なるキャラクター紹介の映画にしか見えず、がっかりの方が上回ってしまいました。
もっとそれぞれの映画が面白くなっても良いはずなんだけどなぁ。
ほぼ無名だった”キャプテン・アメリカ”のクリス・エヴァンズも”ソー”のクリス・エムズワースも、それぞれの映画とともに存在感を増していったのに。 - トロール2(2025)
【★★★3・NETFLIX】
前作は、ノルウェー産の怪獣映画という驚きと、王道中の王道の怪獣映画としてよくできた作品でした。
今作は、これまた怪獣映画の続編の宿命ともいうべきつくりになっていて、最初から巨大生物が画面に登場し、人間のエゴ的な誤った判断で事が大きくなってしまう天災というよりは人災的な展開となります。
正直、前作のような驚きやワクワクは減り、続編はなくても良かった気もします。
ただ着ぐるみ感のある巨大生物の描写は今作も健在で、東宝特撮映画へのリスペクトが随所から感じられ、個人的には大好きなシリーズになりつつあります。
ラストには、お約束の次への伏線が敷かれてますし。不安な伏線ですが、、、笑
子供の頃は、人型の巨大生物はかっこ悪いと思ってましたが、人型の方が動きにリアリティがあって、実は良いんですよね。
大人になってから「サンダ対ガイラ」を見直した時の驚きを思い出させてくれました。久々に「サンダ対ガイラ」を見てみようかな。笑 - ハウス・オブ・ダイナマイト(2025)
【★★★★★5・NETFLIX】
”どこから発射されたかわからない米国を標的とした1発のミサイル、、、。”
興味をそそられる作品紹介とともに、最近やたらとおすすめに表示されたので、お気楽なB級パニック映画のつもりで再生してみると、監督にキャスリン・ビグローの名が、、、。
近年最高に緊張感のある映画体験をしました。
この映画の中では、ロシアはすでにウクライナ侵攻をしています。
しかし、昨年の10月に配信開始された作品ですので、アメリカのイラン侵攻は想定されていません。
この映画ではアメリカが被害者ですが、現実世界では、アメリカがイランへ侵攻したことによって、まさにこの映画で描かれているような事態が現実味を帯びてきています。
それとも、映画で描かれるような事態が発生する緊張感が高まったため、アメリカはイランに侵攻したのでしょうか?
いずれにせよ、迎える結末は同じかもしれないのであれば、世界は救いようのないところまで来ているのかもしれません。
この映画では、危機に直面して政府や軍が右往左往するさまを3つの視点で描いています。
専門家の知識があれば、ひょっとしたら、この作品の描写や登場人物たちの行動、判断があまりにフィクションに映るのかもしれません。
ただ、「シン・ゴジラ」のような巨大生物が相手ではなく、対象がミサイルですので、呑気に(第3者的に)この作品を見ることは出来ません
逆に、登場人物たちの人間らしい行動や感情にリアリティを感じるほどです。
しかも、アメリカがまさにイランのインフラを攻撃し、地上部隊を送り込むかもしれない、このタイミングでの鑑賞は、本当に心臓に悪く、映画を見てこんなにドキドキしたのはいつ以来か思い出せないほどでした。
それはまるで、子供の頃、怖い映画のシーンを見て、しばらくトラウマのように頭にこびりついていた感覚です。
ドラマシリーズ
- マンダロリアン シーズン3(2023)
【★★★★4・Disney+】
グローグー(ベビーヨーダ)をジェダイに送り届けるという目的がなくなったシーズン3では、どこに向かって話が進んでいるのかが良くわからず、終盤まで軽いストレスを感じていました。
今回は、「罪を償うために泉に浸かる話」「海賊に襲われた友達を助ける話」のように、エピソードごとのグローグーとマンダロリアンを見て楽しむ、「ドラえもん」や「サザエさん」のようなシリーズになってしまったのかと思うほどでした。
が、終盤、バラバラになっているマンダロリアンたちを呼び寄せて国の再興に向けてストーリーが動き出します。
たしかに、最初のシーズンから、節々にそんなセリフがありましたね。忘れてました。笑
ラストには、このシリーズ最大の敵モフ・ギデオンとの対決も用意され、テレビシリーズとは到底思えないクオリティの手に汗握るクライマックスが用意されています。
それにしても、6話のゲスト出演者だけ急に大物揃いで驚きました。
ほったらかしのままのキャラクターや設定も残ってますので、すべては映画につながっているのだろうと期待し、5月の公開を待ちたいと思います。
ちなみに、シーズン3鑑賞前には「ボバ・フェット」のラスト3エピソードの視聴はマストです。 - ゼロデイ(2025)
【★★★★4・NETFLIX】
未曽有のサイバーテロに元大統領が立ち向かう、ロバート・デ・ニーロ主演のパニックアクションものだと思っていました。
第1話こそ、サイバーテロによる派手なパニック演出はありましたが、実際には、地味な政治サスペンスものですので、おじいちゃんのデ・ニーロが主役というのも納得の世界観です。
この世界では、ハリス政権誕生を前提にしたとしか思えないアンジェラ・バセットが大統領役ですので、現実世界でのトランプ大統領誕生は大誤算だったに違いありません。
そして、配信開始が、トランプ就任直後の2025年2月だったこともあり、そのタイミングの悪さも、アメリカ本国でのレビューの悪さにつながったのかもしれません。
ですが、途中から先が読める展開ながらも、ストーリーは面白く、素晴らしい作品に仕上がってます。
一種のパラレルワールド作品として、別の楽しみ方が出来る作品でもあります。
もし、トランプ大統領体制のもとで、この作品で描かれるような未曽有のパニックが発生したら、きっと酷い結末になるに違いない、そう感じずにはいられないからこそ、トランプ支持者が作品の評価を低くしたのかもしれません。
綺麗事の結末と言えますが、現実社会が酷いからこそ、希望の持てるラストに救われます。トランプ大統領には、デ・ニーロ演じるアレン元大統領の爪の垢でも煎じて飲んでもらいたい、それくらい理想的な政治家の姿が描かれています。
ドキュメンタリー
- ワーナー ブラザースの100年(2023)
【★★★★4・U-NEXT・4エピソード】
私は、ワーナーが4兄弟であることも知りませんでした。
いまや一大産業に成長した映画業界の創設から60年代までを描いたvol.1「夢を創るスタジオ」、ワーナー兄弟が去り、買収したスティーブ・ロスが、作家主義によって今のワーナーの礎を築いた80年代前半までを描いたvol.2「成長期を支えた男たち」までは、知らないことばかりで、映画好きとしてワクワクしました。
vol.3「ヒーロー・悪役・仲間」以降は、オンタイムで見てきた映画がずらりと並びます。
私の大好きな「バットマン」(1989)が、ゲーム事業の失敗で抱えた大負債の危機を救った作品だったことなど、実際に見てきた映画の知らなかった背景を知るのも好奇心をくすぐられます。
vol.4「魔法ワールドとビッグバン」では、21世紀に入り映画よりも実はテレビ部門がワーナーをけん引してきたことが語られますが、日本にいるとテレビの印象が薄いので、驚くことばかりでした。
キューブリック、バートン、ノーランと大好きな監督たちがワーナーで数多くの作品を取り続けたことの意味が分かる興味深いドキュメンタリーでした。
映画好きや映画関係者は見ておくべきドキュメンタリーだと思います。
それにしても、このドキュメンタリーでは、絶えず買収劇を繰り返しているスタジオの姿が描かれます。
ついこの前まで、NETFLIXとパラマウントの騒動があったように、これもワーナーの文化なんですね。 - アメリカ陰謀論: オクトパスを暴く(2024)
【★★2・NETFLIX・4エピソード】
"オクトパス"と呼ばれる政治的陰謀を追っていたジャーナリスト、ダニエル・カソラロが1991年8月に不審な死を遂げたことを、数十年後にクリスチャンというジャーナリストが再び調査を続ける様を追ったドキュメンタリー。
「PROMIS」と名付けられたソフトウェアの話から始まるのですが、1つの事件を深掘りするというよりは、調査を進めた結果、様々な接点が浮かび上がっていき、FBI、CIA、マフィア、イラン・コントラ事件、ウォーターゲート事件などなど、扱われる情報量が多く多岐にわたり過ぎて、何が何だかよくわからなくなるドキュメンタリーで、途中で挫折しそうになりました。
再現シーンで、クリスチャン自らがダニエルを演じているところも、時間軸がわからなくなり、大いに混乱させられました。
70年代から80年代に起こった出来事ですし、何かしらの陰謀があった可能性は高く、ダニエルも恐らく自殺ではないのでしょう。
でも、結局、事実が白日の下にさらされることは今後もないだろうし、このドキュメンタリーも唐突に疑問を投げかけたまま終わりますので、消化不良感が残ります。
個人的には、ケネディ暗殺を記録した"ザプルーダー・フィルム"の別バージョンが存在するくだりが、一番ワクワクしました。 - 太古からの啓示 シーズン1(2022)
【★★★3・NETFLIX・8エピソード】
氷河期より以前に高度な文明は存在したことを証明するために、世界中の痕跡を紹介するグラハム・ハンコックのドキュメンタリー。
かつて、「神々の指紋」が話題になった時に書籍を購入した記憶があるのですが、日本での刊行は1996年だったので、もう30年も前なんですね。
この人、凄い人だと思っていたのですが、ドキュメンタリー内で自ら語っているように、考古学界から嫌われている、かなりの異端者のようです。
ただ、世界最古の文明はメソポタミア文明(紀元前3000年頃)だと私も習いましたが、このドキュメンタリーで紹介される世界中の遺跡を見れば、それ以前にも何かしらの文明は存在していたのは間違いないとは思います。
でも、証明が難しく推測するしかないのかもしれませんが、ハンコックが語っていることは、さすがに推測が過ぎるだろうと感じることも多かったです。
まあ、「神々の指紋」を最後まで読まなかったような自分は、そこまでワクワクしませんでしたが、それでも当時を再現したCG映像などは興味深いものでした。
宇宙人好きの私のような場合は、結局最後は、”全ては異星人の所業なんじゃじゃない!?”という推測が頭をよぎってしまうんですけどね。笑
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