4月の「メルキュール長野松代リゾート&スパ」旅行は高速バスの旅でしたので、ホテルの無料シャトルバスで善光寺観光しただけでしたが、7月は自家用車で再訪しましたので、いくつか足を延ばしました。
松本城、川中島古戦場史跡公園、再び善光寺・・・
その中でも一番のおすすめは「松代象山地下壕」です。

長野の知人にホテル周辺のおすすめスポットとして聞くまで、正直、聞いたこともありませんでした。
今年の夏はとにかく暑いし、無料で涼をとることが出来るスポットくらいのつもりだったんでしょうが、その歴史的背景などを知ると非常に考えさせられ、貴重な場所を知ることが出来て本当に良かったと思いました。
チャットGPTに「松代象山地下壕」の解説をお願いしてみました。
松代象山地下壕(まつしろぞうざんちかごう)は、第二次世界大戦末期の1944年に極秘で着工された大規模地下施設です。
当時、連合軍による空襲が激化し、東京の安全が脅かされるなかで、政府や軍の中枢機関(大本営や皇居を含む移転計画)が長野の地下に移される構想が進められました。
建設には地元住民のほか、朝鮮半島からの動員労働者や学徒も多数投入され、劣悪な環境での過酷な作業により犠牲者も出たと伝わっています。工事は秘密裏に急ピッチで進められ、総延長は10km以上に及ぶと言われます。
しかし1945年8月の終戦によって工事は中止され、象山地下壕が大本営として実際に使用されることはありませんでした。
現在は一部が一般公開されており、岩肌むき出しの通路や冷たい空気の中を歩くと、当時の緊張感と共に「戦争末期にここまで準備しなければならなかった日本の状況」を実感します。
単なる観光スポットではなく、戦争遺跡として平和を考える場として、多くの人が訪れる長野市の歴史遺産です。

「メルキュール長野松代リゾート&スパ」から5分ほどで到着。近い!!


見学時間は9時~16時で、休壕日は毎月第3火曜日だけ。(年末年始は除く)

身長180センチの私は、うっかり何度か頭をぶつける箇所がありましたので必須です!

この時点では、無料で涼をとりに来た感覚しかありませんでした。

いっきに様子が変わり、外光は届かず半袖では寒さを感じるレベルになってきました。


こんな場所での作業は、いかほどのものだったのでしょう。

あの時代にこんな施設を建設していたこと、そして、この施設が利用されていたらどんな状況だったんだろうという事を考えずにはいられませんでした。
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