FIREというより単なる早期退職ですが、、、

~ 出世話よりも自由な時間を選んだオッサンの投資記録と独り言 ~

ヘイ タイペイ (hej taipei) 【台北・忠孝復興駅近のホテル】

根っからの貧乏性の我々夫婦がホテルを選ぶ際に重視しているのはコスパ

四つ星・五つ星のホテルに気兼ねなく泊まれれば良いのですが、「ホテルは寝るだけ」という基本スタンスの我々は、高級ホテルに泊まるお金を食事やほかのことに使いたいという結論に至ります。

 

と、こんなことを言ってますが、2017年に初めて台湾を訪れた際は、日本のビジネスホテルにもう少しお金を足せば高級ホテルに泊まれるというある意味コスパを重視して、アンバサダーホテル(台湾初の民営5つ星ホテル)のしかもエグゼクティブフロアに4泊しました。

当時のレートで1泊1室2万円(朝食込!)でおつりが出ましたので、一人1泊1万円もかからなかったかと思うと下手な日本のビジネスホテルよりも安く、今では信じられません。

YouBikeでアンバサダーホテル跡へ。
現在建て替え中で2028年開業予定だそうです。
もう手が出せなくなるんだろうなぁ、、、泣

高級ホテルでの体験は申し分なく、朝食ビュッフェはメニューも豊富で最高においしいし、夕食もエグゼクティブフロアのサービスでおなかが膨れる始末でした。(貧乏性ゆえサービスを満喫してしまうのです笑)

それはそれで楽しかったのですが、台湾をもっと感じたい(≒ローカルフードを楽しみたい)我々は、ホテルが快適過ぎてはいけないんじゃないかという結論に達し、以後、台湾を訪れる際は1室1万円以内(7~8千円目処)のホテルに泊まるようになりました。

 

で、今回5年ぶりに11月末に台北を訪れた際にお世話になったホテルが「ヘイ タイペイ」です。

1泊1室1万2000円強かかりましたが、金~月にかけて週末の3泊4日だったのと、さすがにコロナ禍以降5年ぶりの台湾で物価も上がり円安も進んでいるので以前の基本スタンスより少し高めでしたがこれまでのスタンスと変わらないチョイスと言えると思います。

 

まず立地ですが、忠孝復興駅から地下道を利用し11番出口を上ればすぐ目の前。(11番出口にはエスカレーターはありませんのでご注意!)

11番出口から見上げたホテルの入った建物。
ホテル感ないですよね笑

これまでは中山近辺のホテルを好んでいましたが、YouBike(台湾のシェアサイクル)を好む我々にとっては、忠孝復興エリアは東西南北どの方向にもアクセスしやすく便利でした。

まるで「SOGO」の街かと思うほど、駅近の好立地に3棟ほど構えており、「SOGOが便利」という声が数多くネットに転がっていました。

正直なところ、我々夫婦好みの飲食店は見つけられず、ましてやブランド品を買い物することもないのでSOGOのメリットを感じることはなかったのですが、繁華街ゆえホテルの近くで飲食店に困ることはありませんでした。

個人的には、「阿宗麺線」が駅のすぐそばにあり、いつでも食べられるというポイントは高かったです。

SOGOの展望フロアからはす向かいのSOGOを望む。

さてホテルですが、ビルの7階のワンフロアをホテルに改装したつくりということを知らず、最初は入り口を探す羽目となりました(笑)

通りに面した入り口
警備員さんのような方がカウンターに座られてオフィスビルのような雰囲気

窓なしの部屋しか空いていませんでしたので、部屋に入った瞬間の壁の絵に違和感を抱きましたが、気になったのは最初だけ、絵のおかげで圧迫感が軽減されていたかもしれません。

何故か南国リゾートの風景が、、、。
他の部屋がどうなっているか気になる笑

ベッドは可もなく不可もなく問題なく熟睡出来ました。

テレビのチャンネル数も半端なく多く、部屋にいるときは好みの映画を放送しているチャンネルかNHKをつけてました。

ユニットバスでしたが、洗面所は別で、しかも玄関を開けてすぐなのは見たことのないつくりでしたが、嫁がシャワーを浴びている際に手洗い所が使えるのは、実はかなりありがたかったです。

分かりにくいですが、入り口ドアを開けてすぐ左が洗面所。
その隣がユニットバスです。(扉を開けた状態)

また、風呂ですが湯の出る勢いがとても強く、すぐに湯舟がたまるので、私も妻も湯舟を張ってYouBikeを漕ぎまくった足の疲れを取りました。

部屋は清潔で申し分なかったです。強いて不満を上げるなら防音がいまいちだった点。

廊下を大きな声で歩く人の声が聞こえるというのは良くありますが、隣の部屋の音が結構近く聞こえました。といっても、たまたま隣に小さなお子さんのいる家族が泊っていましたので、ぐずつく泣き声が気になったくらいです。(お隣さんが普通に部屋を利用する分には気にならないと思います。)

廊下は薄暗く微妙な段差があったりしますので注意ですが、
この雰囲気は嫌いじゃないです。

あと、このホテルに限ったことではなく、ひょっとしたら台湾の常識なのかもしれませんがエアコンに暖房機能がありませんでした!?

部屋に入ったらクーラーがガンガンにかかってましたので、基本電源を切っていたのですが、薄手の上着に長袖のTシャツというスタイルで台湾に乗り込んだこともあり、夜に部屋で肌寒むさを感じ暖房をつけようと思ったら、暖房への切り替えが無く軽い衝撃を受けました笑(布団をかぶってれば問題ありませんでした)

南国リゾートの反対側の壁には結構広く使えるデスクが。
ここで株価チェックなど出来ました。

そして、このホテルで一番お気に入りとなったのは居心地の良いフリースペースです。

フリースペースは多分24時間使用可能です。

フロント横の決して広いスペースとは言えませんが、人でいっぱいになることはありませんでした。(というよりせいぜい他の利用者2組と一緒になる程度でした)

フリードリンクで普通においしいコーヒーをいただけ、おやつやフルーツも置いてましたし、私は阿宗麺線をテイクアウトし、ここで頂いてました。

我々夫婦は、ベッドで横になるとき以外は、ほぼほぼここにいましたね笑

コーヒーも下手なカフェよりおいしかったです。

朝食もこのフリースペースで頂きます。

朝食と言っても、お粥、パン、サラダ(レタス)、フルーツなどのちょっとしたものですので、これに関しての不満コメントも見かけましたが、我々夫婦は何の問題もなく大満足。というのも、朝食は鹹豆漿などのローカルフードを食べに行きますので、帰ってきてから不足していた野菜やフルーツを頂くには必要十分な朝食でした。

朝食バイキング!?

ローカルで朝食をとった後のホテルでの私の朝食。
パンもいただきましたが普通においしかったです。

夜食も駅近の「阿宗麺線」でテイクアウトしてここでいただきます。

今回、はじめて忠孝復興地区に宿泊しましたがとにかく快適で、次から台北に来る際には定宿にしたいと思うほど気に入りました。

我々が滞在した期間は、なにわ男子の台湾公演とかぶっていたので、いつもより少しお高めだったのかもしれません。

日によっては1泊1室1万円未満の時もあるようなので、次の旅行でその値段を見つけたら間違いなく泊まると思います笑